口臭の原因が舌にある事も！気を付けたい舌のケア

皆さんの舌を鏡で良くご覧になってみてください。白く見える部分はありませか？
これは、「 舌苔（ぜったい）」とよばれるものです。

舌苔は食べかすなどが溜まった垢とも言われています。
これをほおっておくと、嫌な臭いがする口臭の元になります。

舌苔をきれいに取り除くには、舌を磨いてあげるほか方法はありません。
ですが、舌はデリケートな部位なので、舌用のブラシで磨く事をおすすめします。
舌専用のブラシは、ドラッグストアや100円ショップなどから購入できます。

たばこを吸った後、舌がピリピリする事、ありませんでしょうか？
これは、たばこ煙に含まれる刺激成分が、舌の感覚器に反応するためだと言われています。
これを続けると、舌がマヒしてしまう可能性があります。

また、たばこの主成分・タールとニコチンは、歯や舌に蓄積する性質をもっていますので、毎日たばこを吸う方は舌の感覚麻痺・口臭に気を付けた方が良いでしょう。

舌の汚れが原因で、口臭に繋がる事はご理解頂けたかと思います。
では、予防策をいくつか紹介していきます！

食事の時は良く噛む

良く噛むという行為は、唾液分泌を促します。
また、よく噛むことで舌に食べかすが残りにくくなります。食事の時、1回口に入れた物は30回噛むと良いとされています。

食べ物を食べるときは水分を一緒に摂る

よく噛むことも食べかすを舌に残しにくくする方法ですが、同時に水分を一緒に摂る事で、かすを口内から除去する効果が高まります。
１口・２口食べ物を入れたら、味噌汁や水・お茶と一緒に流し込んでしまうのも良い手です。

禁煙をする

たばこの成分が舌に蓄積されやすいものだという事をご理解頂けたのであれば、禁煙も口臭を予防する一つの策だという事もお解り頂けるかと思います。

歯ぐき・舌までしっかり磨く

歯を磨く時、意外と歯ぐき・舌をしっかり磨いている人は少ないようです。
ですが、歯ぐきや舌を綺麗にする事は、大変良い口臭予防になります。

歯ぐきは、ゴシゴシ力強く磨くのではなく、マッサージをするように力を抜いて磨きましょう。
また、舌は強く磨きすぎると嗚咽の原因になります。
傷つきやすいデリケートな部位なので、舌専用のブラシを使い、軽くシュッシュといった感じで磨く事をおすすめします。
舌苔が取り除けた時は、舌には白く見える部分は無く、綺麗なピンク色になっているはずです。