すっぱい口臭は胃潰瘍の可能性が!

すっぱい口臭は胃潰瘍の可能性が!

「口臭が何だか酸っぱい、酸味がある」という人は、胃の病気にかかっている可能性が。中でも胃潰瘍は、胃酸の過剰分泌や消化不良により、食べ物が腐ったような酸っぱい口臭がします。

胃潰瘍による胃酸過多が口臭の原因に

 

よく胃の調子が悪いと口臭もキツイというウワサを聞きますが、胃の病気の中でも「胃潰瘍」は口臭の原因となってしまうことがあります。
胃潰瘍とは胃の粘膜に潰瘍(炎症)ができる病気です。原因はいろいろありますが、最も多いのはピロリ菌の感染で、その次に非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)が挙げられます。何となく胃潰瘍はストレスにより起こるものというイメージが浸透していますが、実はストレスによる負荷だけで胃潰瘍が起こることはあまりありません。ピロリ菌感染がある上で、ストレスが加わると胃潰瘍が発症しやすくなるのです。

※ストレスと口臭の関係についてはストレスがたまると口臭が発生する理由をご覧ください。

胃潰瘍になると、胃酸が過剰に分泌されたり、胃に取り込んだ食べ物がうまく消化されず発酵したりします。これが悪臭となって、息を吐いた時や会話をした時に口臭としてにおいます。胃潰瘍の人の口臭は、食べ物が腐ったような酸っぱい臭いがするそうです。

なお、胃潰瘍は口臭のほかに、次のような症状があります。

胃潰瘍の症状

腹痛

胃潰瘍の多くは自覚症状としてみぞおちあたりの腹痛がみられます。痛みは食後や食べ過ぎた時に起こります。

胸焼け、ゲップ過多、吐き気、嘔吐

胃潰瘍になると胃液が多く分泌されるため、胸焼けやゲップが起こりやすくなります。ひどくなると、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。

食欲低下、体重減少

胃の調子が悪くなるので、食欲が低下し、痩せてしまう場合もあります。

吐血

症状が悪化すると、吐血することがあります。胃潰瘍の吐血は「どす黒い色」が特徴です。

下血

便をした時に血が混じることもあります。吐血したときと同様に「どす黒い色」の血が混じるので、便もどす黒くなります。

胃潰瘍の多くは薬剤治療が可能!早めに病院へ

胃潰瘍は痛みという自覚症状があるものの、軽度のうちは軽視されがちで、激痛を伴って初めて気づくケースも少なくありません。出血するほどひどい場合は手術が必要ですが、多くの場合は薬で治療することが出来ます。発見が早いほど、治療期間も短くてすみますので、胃に不調を感じたらできるだけ早く病院検査を受けましょう。

口臭=胃潰瘍ではありませんが、口臭がある方、特に口臭がひどいという人は一度胃潰瘍を疑ってみてもいいかもしれません。口臭の種類はいろいろありますが、胃潰瘍から起こる口臭は比較的きついといわれています。もちろん胃潰瘍が口臭の原因になっていた場合は、胃潰瘍が完治すれば自然に口臭もしなくなるでしょう。

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