口臭予防に大きな効果！レバーを食べて内側から口臭対策！

レバーの栄養価は高く健康に良い食品です。また、それだけではなく、レバーは口臭の改善にも効果的な食品だったのです。

さて、レバーの栄養成分は口臭に対しどのようにして有効に働くのでしょうか。

レバーのミネラル成分が代謝機能を高めて口臭に作用する

ひとくちに「レバー」と言っても、牛、豚、鶏とありますが、どのレバーにも共通しているのが、低カロリーで栄養価が高いということです。

レバーの中の栄養価を見てみると、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミンＡ、ビタミンＢ群、ビタミンＣが特に高い含有量となっていますが、鉄分、ビタミンＡ、ビタミンＢ2、ビオチン、葉酸の含有量があらゆる食品のトップレベルになっています。

鉄分、カルシウム、カリウム、マグネシウム、リンなどのミネラル成分が豊富であるレバーは、貧血の防止効果や美容効果も高く、代謝機能を高める役目も持っていることから、健康な体作りに欠かせない食品です。レバーを食べて代謝の良い体になると、体の内側からゆっくりと口臭に作用していきます。

レバーに多く含まれる「コリン」の効果が口臭防止に役立つ

人間の必須栄養素の1つにコリンがあります。
「コリン」はレバーに最も多く含まれており、体内でビタミンに似た働きをして、健康や美容、若さを保つために役立っています。

コリンが不足すると肝機能や免疫機能の低下につながり、不健康な状態を招く恐れがある為、コリンはなるべく摂取したほうが良いといえます。

口臭は、肝臓や肝機能が悪くなると発生しやすくなりますがレバーに含まれる「コリン」を摂取できていれば肝機能を向上させることが出来ます。そのため、結果的に口臭を防ぐ役割につながっていきます。

「コリン」の摂取による健康面での効果

• 肝臓に脂肪やコレステロールが溜まるのを防ぐ「レシチン」の材料になり、脂肪肝と肝機能の向上につながります。
• 血液中のコレステロールが溶け出して血管を拡張し、高血圧や動脈硬化を防ぐため、高血圧や動脈硬化の予防につながります。
• 効率よく脂肪燃焼に導き、消化酵素と代謝酵素の補助酵素として深くかかわっているので、脂肪燃焼と代謝の向上につながります。

レバーは口臭の原因になるガスの発生と、脂肪の蓄積を防ぐ

口臭の原因となるガスを無臭化する

食べ物が腸内で分解される時に生成される「トリメチルアミン」は、健康であれば酵素によって無臭化されます。しかし、肝機能が低下しているとガスとして体内に残ることになります。この「トリメチルアミン」がガスとして体内に残っていると、口臭として現れることがあります。レバーは肝機能を向上させる働きがあるので、ガスを取り除くことが出来ます。

肝臓に脂肪が溜まることを防ぎ口臭を軽減する

肝機能が悪くなると口臭を発生しやすくなることは先にも述べましたが、レバーを食事に摂りいれることで、肝臓に脂肪が溜まることを防ぎ、肝機能を正常化してくれます。その結果、口臭を軽減することにつながっていくのです。

レバーに含まれる鉄分が血流を改善し、口臭を予防する

血流の悪化も、口臭の原因のひとつです。貧血によって血液中のヘモグロビンが低下し酸素が体内に行き渡らないと、疲労物質の乳酸が作られます。その結果、アンモニアが発生して、口臭の原因につながります。

レバーの中には、貧血の改善に必要な鉄分（ヘム鉄）が多く含まれているので、レバーを摂取することにより貧血状態を改善できれば、同時に口臭の原因も改善することができます。

レバーは口臭改善のとても頼りになる味方

レバーは、健康な身体づくりに必要な栄養素を多く含む「万能な食品」です。食べて速攻効果をもたらすものではありませんが、レバーを食べることで口臭予防に大きな効果をもたらすのです。レバーの臭いや内臓部分という事から苦手な人が多数おられます。しかし、口臭でお悩みの方には、とても頼りになる食材ですので、少しずつ継続して摂取していくと良いでしょう。