ビフィズス菌はお腹に良いだけでなく、口臭にもよい!

ビフィズス菌はお腹に良いだけでなく、口臭にもよい!

よく腸の健康に良いといわれるビフィズス菌。実はビフィズス菌が口臭対策にも効果があるという説があります。ビフィズス菌の口臭解消効果についてまとめました。

ビフィズス菌が口臭を解消するという説が…!

881440dac3de8c50a80a562f77e4c20c_s

「口臭ケアにビフィズス菌が効果あり」という説があります。腸内環境を整えるビフィズス菌と口臭、一見関係があるようには思えませんが、本当に効果があるならぜひ口臭ケアに利用したいものです。このページでは、ビフィズス菌と口臭の意外な関係について調べてみました。
ちなみに、ビフィズス菌は食べて人に良い作用をもたらず生きた微生物で、プロバイオティクスと呼ばれる善玉菌の1つです。プロバイオティクスはおもに腸などの消化管の中で作用して、粘膜の表面にある微生物や酵素のバランスを改善したり、免疫の機能を刺激したりする働きがあります。このプロバイオティクスの代表選手がビフィズス菌なのです。

口臭の原因である歯周病菌をビフィズス菌が退治する?

現在、日本国内において成人の約6割が歯周病をもっていると言われています。歯周病になると歯周病菌により口臭がひどくなってしまうため、口臭を抑えるためには原因となっている歯周病菌をどうにかして減らす必要があります。この歯周病菌対策に、プロバイオティクスが非常に有効であるといわれています。
プロバイオティクスの中でも歯周病ケアによいとされているのは「LS1」と呼ばれる乳酸菌です。なんでも、乳酸菌LS1を使っておこなわれた臨床試験では、歯周病菌の数が減少し、利用した人の約3分の2から口臭の解消や軽減が確認されたという結果が得られています。そこで注目されているのが同じプロバイオティクスであるビフィズス菌です。LS1の代わりにビフィズス菌を利用して口臭を減らすことはできるのでしょうか?
残念ながら、ビフィズス菌と口臭および歯周病菌については現在のところ、大きな研究結果はないようです。ただ、市販のビオフェルミン(ビフィズス菌)の錠剤を歯周病の菌が入った試験管内に加えたところ、24時間後には歯周病菌が大幅に減ったという報告があります。もしかすると今後、更に研究が進むと、ビフィズス菌と口臭・歯周病の関係が明確になり、ビフィズス菌が口臭ケアに利用できるようになるなんてこともあるかもしれません。

口臭ケアとしてビフィズス菌配合の歯磨きを試してみても

ビフィズス菌や乳酸菌と口臭についてはまだ明確なことが分かっていませんが、臨床試験の結果を見る限り少なからず期待はできるようなので、思い切って試してみて、ご自身で効果を確認するのもよいでしょう。最近は、ビフィズス菌や乳酸菌が配合された歯みがき剤も発売されていて、口内環境を整える働きがあると考えられています。比較的簡単に手に入れられるものですので、口臭が気になる人は一度使ってみてはいかがでしょうか?「利用してみたら口臭が減った」という口コミもネットでは見かけます。また、ビオフェルミンの錠剤を口腔内で噛み砕く事で、口臭の原因となる菌を削減する事ができるという興味深い話もあります。ただこれについても医学的に確証がとれている事柄ではありませんので、あくまでもウワサの口臭対策と心得て、「効果があればラッキー」というぐらいの感覚で試してみることをおすすめします。

管理人の口臭サプリ体験記!口臭改善アイテム3選!

口臭コンプレックスの管理人が厳選した3つの口臭サプリを紹介します。 管理人が実際に使っているので効果はお墨付き! 口臭を劇的に消してくれた1000円程度で買える口臭サプリの体験レビューをご覧ください!

管理人の体験レポートをみる!

人気記事