口臭がどうしても気になる時はマスクを！

口臭が特に強く、ブレスケアアイテムでもカバーしきれないという日もあると思います。例えばにおいの強い食べ物を食べた翌日、体調が悪い日などです。そんな日は思い切ってマスクを着用してしまってはいかがでしょうか。皆さんご存知のとおり、マスクは口と鼻を覆うもの。素材はガーゼや不織布ですので呼気を完全にシャットアウトすることはできませんが、それでもいくらかは息のにおいが相手に届くのをブロックしてくれます。

「口臭対策のためにわざわざマスクを…？」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、マスクは手軽に気負いなく実践できる口臭対策のひとつです。最近は風邪予防や花粉症対策にとマスクを着用する人がぐんと多くなり、以前に比べてマスクの着用は特にめずらしいものではなくなりました。口臭対策だということは言わなければ分かりませんし、もし仮にマスクの着用を指摘されたとしても「ちょっと風邪気味で…」とごまかしておけばいいのです。1日中マスクを着用していることに抵抗がある方は、誰かと近づいて会話しなければならない時（打合せなど）だけでもよいでしょう。

また口臭が気になる人は普段からマスクをかばんに忍ばせておいて息が気になる時にさっと着用する、という方法もお勧めです。ふーっと息を吐き出した時に直接届く呼気とマスクにより緩和された呼気では、相手が感じる口臭レベルは何倍も異なります。いつでも手軽に使えるマスクは、ぜひ風邪の時だけでなく、口臭対策にも活用したいものです。

口臭は体調によって強くなることがありますが、風邪の時もそのひとつです。風邪をひくと唾液の分泌量の低下や口内の免疫力の低下、口呼吸の増加、風邪薬の副作用などが重なって、どうしても口臭が発生してしまいます。風邪の時の口臭には独特のにおいがあり、「風邪をひいている」と言い当てられることもあるほど強烈なものです。とはいえ風邪の時の口臭は誰にでもおこるものであっていたしかたないものです。一時的なものであり、風邪が治れば自然に解消されるので特にケアする必要もありません。しかし、お仕事をお持ちの方は風邪をひいていても職場に行かなければならないことも多く、となるとやっぱり口臭が気になってしまうでしょう。そんな時にお勧めの口臭対策がマスクです。マスクは周囲への配慮になるばかりでなく、風邪による不快な呼気が相手に届くのをカバーすることにもつながります。風邪の時のマスクは、マナーと口臭対策の一石二鳥なのです。