口臭対策として噂される色々な「うがい法」

口臭を解消・軽減する手っ取り早い方法のひとつに「うがい」が挙げられます。
口内の食べかすの蓄積や口内の乾燥・唾液量の不足は口臭を発生させる大きな原因です。
これらはうがいをすることによって多少解消することができます。

ただし、やはり効果は薄い上に、しばらくするとまた元の息のにおいが復活してしまいます。
つまりうがいは一時的な口臭対策にしかならず、うがいだけで口臭を抑制することはできないのです。

「それでも何とか手軽なうがいという方法で、口臭を抑えることはできないものか？」
そう考える人がきっとたくさんいらっしゃるのでしょう。
口臭に悩む皆さんの間では、口臭対策として色々な“うがい法”がウワサされています。

うがい薬としてとても有名な「イソジン」！
このイソジンを使ってうがいをすると口臭が解消されるというウワサがあります。

口臭が発生する原因は色々ありますが、口内の雑菌の繁殖によって、口臭が発生するケースも少なくありません。
その場合、殺菌消毒作用があるイソジンでうがいをすれば、口内の雑菌除去とともに口臭軽減も期待できます。

ただしイソジンの殺菌消毒効果は一時的なものです。
しばらく経つと効果は薄れ、残念ながらまた元の口内環境に戻ってしまいます。

重曹は正式名を炭酸水素ナトリウムといい、主に食品添加物や洗浄剤として使用されている物質です。
最近、この重曹を使ったうがいが口臭対策として効果的だといわれています。

実際、重曹うがいを実践して「口内のネバツキが解消した」「口内がスッキリする」という体験談も多く報告されていますが、残念ながら現在のところ医学的な効果は認められていません。

ちなみに重曹を使った歯磨きも口臭予防によいとウワサされていますが、こちらも効果のほどは不明です。

鼻に何らかの炎症があり膿がたまってそれが口臭につながっている場合、鼻うがいによって鼻の中を清潔に保つことは口臭対策として効果が期待できます。
ただし、蓄膿症などの鼻の病気がある場合は間違ったセルフケアの継続によって、病気が悪化してしまう恐れがありますので注意が必要です。

かかりつけの医師に相談しておこなうようにしましょう。