30代の口臭は生理的なものが多い

30代と言えば、仕事でもプライベートでも忙しい年代です。特に仕事に関しては、徐々に責任ある仕事を任せられ、プレッシャーを感じる人が多いでしょう。世間的に30代は、精神的にも肉体的にも一番ストレスを受けやすい年代だと言われています。ストレスは色々な病気の原因になるほか、口臭にもつながる事がありますので、注意したいですね。

口臭には、大きく分けて、生理的と病的の2種類があります。30代の口臭は、生理的要因が元で口臭が発生する人がほとんどです。では、生理的要因とはどのような事が挙げられるのか？詳しく見ていきましょう。

食生活による問題

体力作りも忙しい30代の男性は、ついついスタミナをつけようと肉中心の食生活になりがちです。ですがそれは、口臭だけでなく体臭を強くさせてしまう可能性もあります。肉ばかりでなく、まんべんなく野菜・果物・魚介類を取るように心がけてください。また、女性の場合、過度なダイエットをすると胃がからっぽの状態が長く続くので、胃酸が過剰に分泌され、その臭いが口から出てしまう事があります。

舌苔から発生する口臭

食べ物を食べた後や朝起きてすぐの時、鏡で舌を見てみると、中心部に白い帯状のものが見えると思います。これは舌苔と呼ばれるもので、いわゆる舌の垢になります。舌苔をほおっておくと、大変臭いがきつい口臭に変化していまいますので、歯を磨くときは舌も一緒に磨きましょう。

では、実際に口臭を予防するために、何をすれば良いのでしょうか？ご紹介したいと思います。

できるだけ規則正しい生活を

プレッシャーが多い30代だからこそ、原点を大事にして頂きたいと思います。栄養バランスの取れた食事・睡眠は十分に。健康を意識すれば、自然と口臭予防にもつながります。

忙しい方は市販のオーラルケア用品を

忙しい30代。お昼ご飯の後に歯を磨く暇もない。という人もいらっしゃるでしょう。そんな時は、ゆすぐだけで歯磨き効果もある液体タイプのオーラルケア用品を使ってください。口全体に液がいきわたるように、よくゆすぐことがポイントです。舌苔も良くゆすぐことで防ぐことが出来ますので、できれば忙しい時だけでなく、朝・昼・晩の歯磨きあとにも使うとより効果的です。