年齢を重ねるとなぜ口臭が強くなるの?

年齢を重ねるとなぜ口臭が強くなるの?

歳をとるごとに口臭がきつくなっていく気が…年齢と口臭は関係あるの?そんなお悩みにこたえる口臭情報ページです。

年齢と共に口内環境が変化し口臭が起こりやすくなる

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赤ちゃんや、小さな子供から口臭が気になるという話はあまり聞きませんね。だんだん年齢を重ねていくうちに口臭が気になりだします。年齢と口臭はなんとなく関連がありそうです。ではなぜ年齢が高くなるほど口臭が強くなるのでしょうか?ここではその原因や理由について解説していきましょう。
年齢と共に口臭が強くなるのは、口腔内の環境が変化する事が大きな理由だと考えられます。年齢が高くなるにつれ、口腔内ではさまざまな変化がおきます。そして、その変化が元になって口臭が発生したり強くなったりすることがあるのです。

年齢と共に起きる口腔内の変化1「唾液量の減少」

一番大きな変化は、加齢と共に唾液の分泌量が減少してくる事です。唾液は食事の後に活発に分泌されて消化を助ける働きや、食べ物がうまく口の中でまとまり、胃へ送られるのを助ける働きがあります。その他に唾液が持つ自浄作用により口腔内の最近の繁殖抑えきれいにする働きもあります。その唾液の分泌量が減少することにより、口の中がネバつき、口腔細菌が繁殖し、口臭の元になるガスが発生してしまいます。唾液量の減少については、加齢は関係ないとする一部の意見もありますが、加齢に伴う様々な変化が関係している可能性は否定できません。

年齢と共に起きる口腔内の変化2「口腔トラブルの増加」

口臭はムシ歯や歯周病などが原因で起こるものも少なくありません。ムシ歯や歯周病は大人になるにつれ増えていきます。ムシ歯は大人の歯が生えそろう12歳ですでに一人平均約3本のムシ歯があるとされています。ムシ歯になると歯の凹凸や穴に食べカスがたまりやすくなり、プラークができやすくなります。それによって口臭の原因となる細菌が繁殖しやすくなり強い口臭が起こります。歯周病についても同様で、厚生労働省によると35歳から44歳の80%を超える人に歯肉炎や歯周病があると言われています。歯周病になると、歯肉にポケットができ、そこにプラークがたまりやすくなり口臭が起こります。このような口腔トラブルが口臭と関連していると考えられます。

高年齢に伴う病気やストレス、薬の副作用も口臭に関連?

口の中の年齢的変化だけではなく、年齢が高くなるにつれ増えてくる体の病気が原因で唾液の分泌が少なくなり口臭が強くなる事があります。長年の生活習慣などが原因で発症してくる糖尿病や、腎臓疾患などは唾液の分泌量が減る原因の1つです。その他、現代社会では切り離せなくなった精神的ストレスも唾液の分泌量を減らします。また、意外かもしれませんが薬の副作用で口が乾く事もあります。よく知られているのは、抗うつ剤や、鎮痛剤、パーキンソンの薬や高血圧の薬です。さらに、年齢を重ね高齢になると、だんだん動くのが億劫になり歯みがきや、口の中の手入れもサボりがちになります。するとますます口臭は強くなってしまいます。
このように年齢とともに体には様々な変化が起こり、そうした変化が口臭を発生しやすくしてしまうのです。俗に言われる「加齢臭」も口臭が原因となっている場合が多々あるといわれています。
加齢に伴い多少の口臭が発生してしまうのは仕方がないことですが、やはり自覚があるくらいにおう場合は周囲の人にも不快な思いをさせている可能性があります。日々の丁寧な口腔ケア、口臭対策アイテムの利用によって上手にカバーしていきましょう。

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